ゼレンシキー大統領、イスラエル大統領と会談

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ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は5日、キーウ(キエフ)を訪問しているイツハク・ヘルツォグ・イスラエル大統領と会談した。ヘルツォグ大統領のウクライナ訪問は、大統領就任後初の外遊先となる。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

会談後記者会見時、ゼレンシキー大統領は、イスラエルによるウクライナの主権と領土一体性への支持に謝意を伝えた上で、年末に国連総会にて内容の更新されたクリミア人権決議とクリミア軍事化決議の審議が行われることを喚起しつつ、イスラエルの支持への期待を表明した。

またゼレンシキー大統領は、ヘルツォグ大統領の大統領就任後の最初の外遊先がウクライナであったことにつき、象徴的な事実であるとし、「私はそれを、高い敬意であり、両国間の強固な友好関係の印だと受け止める」と発言した。

写真:大統領府

その他、ゼレンシキー大統領は、ウクライナはイスラエルからの投資を待っているとし、「現在のイスラエルからウクライナへの直接投資の額は、私たちの潜在力に全く合っていないと思っている。最新技術、最新イノベーション、サイバーセキュリティ、医療、医薬、宇宙プログラム、銀行、金融、建築、農業、これらはウクライナとイスラエルの間の投資協力発展にとって展望のある分野の一部に過ぎない」と発言した。大統領は、ウクライナはイスラエルの投資を待っており、政府も大統領個人も投資を保護していくと発言した。

ゼレンシキー大統領は、ウクライナはイスラエルのイノベーション分野の経験の分析と利用に関心があるとしつつ、「反対に、イスラエルの企業は、新しい欧州のテックハブであるウクライナの巨大な潜在力を利用することが可能だ」と強調した。