ウクライナ国会与党幹部、3〜4名の閣僚交代が予定されていると指摘

ウクライナ最高会議(国会)与党会派「人民奉仕者党」のアラハミヤ会派長は7日、ウクライナ内閣の閣僚3、4名の更迭が予定されていると発言した。

アラハミヤ氏が最高会議内で記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

アラハミヤ氏は、「3、4人の更迭が予定されている。しかし、私たちは、事前に名前を発表することはしない。というのも、名前を出すと、その省の仕事に支障が出るからだ。記者が記事に、誰々が更迭されると書いてしまうと、その後誰もその大臣の話を聞かなくなり、その人物は自らの義務を実質的に果たせなくなってしまうからだ。しかし、報道と決定の間のタイムラグは2、3週間となることもあるし、1か月ということだってある。正直に言って、省をそのような状況に追いやることは望んでいないし、私たちはもうそれがどうなるかを学んでいる。だから、このプロセスでは密通が行われるのだ」と発言した。

同氏は、すでに1か月半にわたり、新しい大臣となり得る人物に関して協議が行われていると述べた。

また、アラハミヤ氏は、ユーリー・フシェウ国営防衛コンツェルン「ウクルオボロンプロム」総裁の国防相任命の可能性について聞かれると、「彼はウクルオボロンプロム社総裁として働いている。ウクルオボロンプロム社は、過去数年記録的な結果を出している。同社の輸出は伸びており、雇用も増え、従業員に給与も支払われており、新しい製品の発表も行われている。彼は適所にいる。彼は全てを気に入っている。彼はどこへも行かない」と発言した。