ゼレンシキー大統領、先住民法案を国会に提出

ゼレンシキー大統領は18日、「ウクライナの先住民」法案(第5506)を最高会議(国会)に提出した。

最高会議ウェブサイトに法案登録情報が掲載された

法案本文は、現時点では公開されていない。

また大統領府広報室も、同法案提出につき発表を行なった

大統領府は、同法案は、ウクライナの先住民の権利と、その権利を実現する際の特別性を定めるものであり、その目的は、ウクライナ・ネイションの団結と発展の先住民の促進、民族、文化、言語、宗教の面での自立性の発展だと説明している。

発表にはまた、ゼレンシキー大統領が18日のクリミア・タタール民族虐殺犠牲者追悼の日の呼びかけメッセージにて、今年自身が確定したクリミア脱占領・再統合戦略にて、先住民であるクリミア・タタール人の権利の回復・保障が優先課題として定められていることを指摘したと書かれている。

写真:大統領府