ゼレンシキー大統領、UAE首相と会談

アラブ首長国連邦(UAE)を14日から公式訪問しているゼレンシキー大統領は15日、同国のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領(兼首相・国防相・ドバイ首長)と会談した。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

発表には、「ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム氏からは、UAEは、ウクライナを理想的なパートナーと見ており、同国との関係は信頼と相互尊重の原則のもとに発展していると発言があった。同氏は、大統領が『エキスポ2020』展を訪れたことを言及し、ウクライナは食糧安全保障問題におけるUAEの重要なパートナーだと発言した」と書かれている。

発表によれば、両者は、両国間の優先課題を確認した他、貿易経済、投資、科学技術分野の二国間協力の深化の方法につき協議を行なった。

ゼレンシキー大統領は、特にインフラ発展を指摘した上で、UAEに対して同分野への投資を呼びかけた。

また両者は、新型コロナウイルスの世界的拡散の被害対策や防疫措置の経済への影響につき協議を行なった。

なお、ゼレンシキー大統領は、14、15日、UAEを公式訪問している。

写真:大統領府