安保会議書記、ドンバス問題につき新しい決定案を準備していると発言

昨年12月に採択されたドンバス紛争の政治・外交的解決を定めた「プランA」の1年間の効力がまもなく終了する。現在、新しい国家安全保障国防会議(NSDC)決定が準備されている。

オレクシー・ダニーロウNSDC書記がニュースサイト「フォークス」へのインタビュー時に発言した

ダニーロウ書記は、「2019年12月7日にNSDC会合が開催され、その際ドンバス情勢発展の5つの想定が採択された。小さな秘密を明かそう。ドネツィク・ルハンシク両州情勢に関するNSDCの決定が準備されている。それが公開されるものとなるか非公開のものとなるかはわからない」と発言した。

同書記は、本件の今後の行動に関する最終的決定は大統領が採択すると指摘した。

これに先立ち、2019年12月7日、2日後に迫るノルマンディ・フォーマット(独仏宇露4国)首脳会談を前に、ゼレンシキー大統領はNSDCの非公開会合を開催している。その際、NSDCは、5つの被占領地再統合シナリオの内の1つを採択して、向こう1年間の行動を決定している。

ノルマンディ4国首脳会談は、12月9日、パリにて開催された。