アヴァコウ内務相、最低3週間の完全都市封鎖への支持を表明

アルセン・アヴァコウ内務相は、ウクライナ国内に少なくとも3週間の完全な都市封鎖(ロックダウン)をできるだけ早い段階で施行することを支持すると表明した。

アヴァコウ内務相がウクライナ24局への出演時に発言した。

アヴァコウ氏は、「できるだけ早く3週間ないし4週間の都市封鎖を導入しなければならない、というのが私個人の見方だ。私は、大統領の述べた、詳細と現実的メカニズムを伴った上での補償計画の作成ができ次第、速やかに都市封鎖を施行し、感染の連鎖を遮断し、ウクライナ国民の健康を維持するように努め、毎日200名が死亡するような状況を回避すべきだと思っている」と発言した。

同氏は、状況への対応は今すぐ行うべきだと強調し、「皆にとって困難、非常に困難である。国家にとっても非常に厳しいし、予算は、苦しい、悲惨な状況にある。しかし、今あるリスクは、真剣な決定を要している。その決定は、国民の一部の層には不満を生むかもしれないし、誰かにとっては非常に苦しく、都合の悪いものとなるかもしれない。そこは国家が補償を考えなければならない。しかし、私は、厳格な都市封鎖を支持する。少なくとも3週間だ」と発言した。

同氏は、政府は近日中に本件を検討するだろうと発言した。