ドゥダ・ポーランド大統領のウクライナ公式訪問開始 「特別重要な訪問」

アンジェイ・ドゥダ・ポーランド大統領は11日、ウクライナへの公式訪問を開始した。

ドゥダ大統領がツイッター・アカウントに書き込んだ

ドゥダ大統領は、今回の訪問について「特別に重要だ」とし、「ポーランドとウクライナの関係は、非常に強力であり、それを強化するために活動を続ける」とウクライナ語で書き込んだ。

またドゥダ氏は、カティンの森事件から80年経過に合わせ、キーウ(キエフ)市内のビキウニャ追悼碑を訪れた。ドゥダ氏は、ツイッターにて、「真実と追悼は、続かなければならない。今日、ブキウニャのポーランド軍事墓地にて、80年前にソ連内務人民委員部に拷問で殺された、ウクライナのカティン・リストの3435名のポーランドの被拘束者を追悼する。彼らは、自由で主権あるポーランドのために亡くなったのだ」と書き込んだ。

また、ポーランド通信社は、ドゥダ氏はブキウニャにて、今年は、ポーランド人とポーランド・ウクライナ関係にとって重要な年だとする発言を報じている

ドゥダ氏は、「今年は、(カティンの森事件から)80周年というだけでなく、1920年の(ポーランドが)私たちのウクライナの兄弟、同盟者とともにボリシェヴィキに対して戦った『ワルシャワの戦い』大勝利100周年であることからも、例外的な年なのだ」と伝えた。

なお、ドゥダ大統領のウクライナ公式訪問は、10月11日から13日まで続き、キーウの他、オデーサも訪れる予定となっている。