ゼレンシキー大統領、アゼルバイジャン大統領にGUAMの活性化を呼びかけ

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、イルハム・アリエフ・アゼルバイジャン大統領との電話会談時に、国際機関GUAMの活動により大きな注意を向けて、同機関を重要な貿易・経済問題を議論するための真剣な連合にすることを提案した。

27日、ウクライナ大統領府が両国首脳の電話会談の結果を公表した

GUAMとは、ジョージア、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバの4国からなる国際機関。正式名称は「民主主義と経済発展のための機構-GUAM」。

大統領府発表によれば、ゼレンシキー大統領は、「GUAMを重要な貿易・経済問題を議論するための真剣な連合、集合体にすることは可能だ。私たちは、この組織に新しい命を吹き込む必要がある」と発言した。

両首脳はまた、ウクライナにてアゼルバイジャンの投資家が参加して実現されている複数の大型プロジェクトの実現状況について協議を行なった。

ゼレンシキー大統領は、ウクライナとアゼルバイジャンにて新型コロナウイルス感染防疫関連制限の終了を予想される中で、二国間の高いレベルでの政治対話と貿易・経済協力が再開されることになると発言した。

また、両者は新型コロナウイルスの世界的流行とその被害を克服するため、引き続き協力することで合意した。

ゼレンシキー大統領はまた、アリエフ大統領に対して、イスラム教の断食月終了のお祝いを伝えた他、「共和国の日」のお祝いについてもアゼルバイジャン国民への祝賀を伝えた。

写真:大統領府