イラン大統領、ウクライナ航空機撃墜に罪ある人物の責任を追求すると約束

イランのハサン・ロウハニ大統領は、ウクライナ航空機撃墜の捜査を行い、事件の犯人の責任を追求すると明言した。

11日、米CNNが大統領の声明を報じた

ロウハニ大統領は、「この痛みある事件は、簡単に見過ごせるものではない。全ての原因、悲劇の理由の解明のために更なる捜査が必要であり、この許されない過ちの犯人を起訴し、結果につきイラン国民と犠牲者遺族に報告せねばならない」と伝えた。

大統領はまた、同様の事件が今後起こらないよう、イランの防衛システムの弱点を克服すべく、必要な対策と合意を行う必要があると発言した。

また、ロウハニ大統領は、イラン軍によるウクライナの旅客機撃墜につき謝罪するとともに、被害者遺族への哀悼を表明した。

これに先立ち、これに先立ち、8日、イラン首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した後、キーウ(キエフ)に隣接するボリスピリ空港へ向かっていたウクライナ国際航空のボーイング737が墜落した。同機には、乗客・乗員計176名が搭乗。ウクライナ国民11名を含む、その全員が死亡している。

イランは、11日にウクライナ航空機を誤射で撃墜したことを認める発表を行なっている。