ポロシェンコ前大統領「投票日前に露拘束の宇海軍軍人が解放される可能性は90%」

国際海洋法裁判所(ITLOS)の決定は、ウクライナにとって極めて重要。同決定により、ロシアは6月25にまでに拘束したウクライナの海軍軍人とだ捕した艦船を解放しなければならなかった。

14日、ペトロ・ポロシェンコ欧州連帯党党首(前大統領)がICTV局の番組にて発言した。ポロシェンコ党首のフェイスブック・アカウントにて伝えられた

ポロシェンコ党首は、ロシアが全くもって違法に拘束する私たちの英雄たちの両親・親族に呼びかけたい。私は、プーチン露大統領が選挙までに同裁判所(ITLOS)の決定を履行し、海軍軍人を家に帰らせなければならなくなる確率は、90%以上だと強く確信している」と発言した。

同党首はまた、本件に関しては楽観主義であるべきだとしつつ、「もし実現しなければ、それは、プーチンが履行しないことのロシアにとっての悪影響を理解していないということだ」と指摘した。

本件は、2018年11月25日、ロシア国境警備隊がケルチ海峡起きにて、ウクライナ軍艦船3隻を砲撃、拿捕、乗員24名を拘束した事件に関するITLOSの判決である。

乗員24名は、被占領下クリミアの裁判所により、あたかも「ロシア国境を違法に越えた」として逮捕され、現在はモスクワにて拘留されている。

5月25日、国際海洋裁判所(ITLOS)は、ロシア連邦に対して、昨年11月に同国が拿捕したウクライナ艦船3隻と、ウクライナ海軍軍人24名を解放することを義務付ける判決を下している。