ゼレンシキー陣営補佐官、クリミア・タタール民族に露の弾圧の補償を与えるべきと発言

大統領選挙に出馬したゼレンシキー氏陣営のドミトロー・ラズムコウ補佐官は、ロシアによるクリミア・タタール人の弾圧には法的評価を与え、補償が与えられるべきだと発言した。

22日、ラズムコウ氏が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ラズムコウ氏は、「ヴォロディーミル・ゼレンシキー氏からジェミレフ(編集注:クリミア・タタール人指導者)に対し、クリミア・タタール人は今日非常に困難な状況にあるとする返答があった。これはロシア連邦がクリミアで行っている迫害や弾圧が含まれる。これには、法的な評価が与えられ、私が思うに、国際場裏にて、クリミア・タタール人が受けているこの倫理的、物理的ダメージに対する補償によるサポートが与えられるべきであろう」と発言した。

クリミア・タタール民族自治法案に関しては、ラズムコウ氏は「私の知る限り、現在最高会議には、この法案に関するまとまった立場がない」と述べた。