日本政府、ウクライナ東部の「ドンバス水道公社」に改修用特殊車両と防弾チョッキを供与

日本政府は、ウクライナ東部の「ドンバス水道公社」に、改修用特別車両2台と防弾チョッキを供与した。

10日、オレクサンドル・クーツィ・ドネツィク州軍民行政府長官がフェイスブック・アカウントで発表した。

クーツィ長官は、「日本は、クラーズ社特別車両2台総額31.1万ドルと、防弾チョッキとヘルメット各20個を『ドンバス水道』社の職員に供与した」と伝えた。

同長官は、ドネツィク州ポクロウシク市の引渡し式には、倉井駐ウクライナ日本国大使と、ユニセフ・ウクライナのシリヴァンダー代表、国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)ウクライナのブリャコウシキー代表が出席したと報告した。

また、倉井大使が、自身も日本も、国際的に認められた国境内でのウクライナの主権と独立を断固として支持しており、今後も支持していくと発言したと伝えられている。

クーツィ長官は、「倉井高志大使と国際機関代表者の方々に、サポートと支援に感謝する。『ドンバス水道公社』は、(困難な)状況・環境の中、ドネツィク州の水供給確保のために作業をしていること、州行政府はそれを支援していることを伝えた」と書き込んだ。

写真:クーツィ・ドネツィク州軍民行政府長官/フェイスブック