メルケル独首相、プーチン露大統領との会談の内容を説明

ドイツのメルケル首相は、ロシアのプーチン大統領との間で、補佐官同士でケルチ海峡危機について協議することを提案した。

1日、メルケル首相が、ブエノスアイレスでのG20首脳会談後の記者会見で発言した。ドイツ首相府ウェブサイトが伝えた。

メルケル首相は、「もちろん、私たちはアゾフ海情勢についても話した。なぜなら、激化を避ける必要があるからである。私たちは、ノルマンディ・フォーマット、つまり、フランス、ドイツ、ウクライナ、ロシアの補佐官級会合を開催し、その会合でそこ(アゾフ海)で起きていることのプロセスについても協議されなければならないということを提案した」と発言した。

また、同首相は、アゾフ海においてウクライナの沿岸までの自由な航行が保障されなければならないと強調し、そのために2003年の協定があり、ロシアは同協定を遵守しなければならないと指摘した。