中央選挙管理委員会、非公開会合で委員長を選出:市民団体発表

中央選挙管理委員会(中央選管)の新メンバーは、非公開会合で、テチャーナ・スリパチュークを新委員長に選出した。

市民ネットワーク「オポーラ」が報告した。

同時に、オポーラのメンバーは、中央選管が「刑法典第171条に違反して」同会合をメディアを排除して開催する決定を下したことに、憤慨を表明した。オポーラは、マスメディア活動の妨害事実を記録させるために警察を呼んだと伝えた。

ウクルインフォルムの記者も同様に会合会場に入ろうとしたが、中央選管は同記者に対し、中央選管会合の開催日時についての正確な情報がないと説明しつつ、プレス・センターで待つように要請した。

また、オポーラは、副委員長にはオレフ・コノポリシキーとイェウヘン・ラドチェンコが選出されたと伝えた。

なお、10月5日、最高会議(国会)で選出された新しい14名の中央選管委員が忠誠を誓った。それ以前、9月18日には、最高会議が中央選管の委員数を15から17に拡大し、13名の旧委員を解任、14名の新委員を任命していた。