カホウカ水力発電所爆破移行の関連死者数21名に増加

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20日、クリメンコ・ウクライナ内務相は、今月6日のロシア軍によるカホウカ水力発電所爆破以降、同事件に関連する死者数は21名に上っており、その内5名はロシア軍による攻撃による死者数だと伝えた。

クリメンコ氏がテレグラム・チャンネルで報告した

クリメンコ氏は、「カホウカ水力発電所災害被害除去15日目。ヘルソン州では595の建物が水没したままだ。敵の行動で、残念ながら、死傷者が増えている。ロシア人は、人々への攻撃を続けている。現在、21名が死亡、その内5名はロシア人の狙った攻撃によるものだ。さらに28名が負傷、内16名は私たちの作業員だ」と伝えた。

また同氏は、感染病を巡る状況はコントロールされており、感染病感染の拡大は確認されていないと指摘した。専門家が、産業用水や飲用水の検査をしているという。

また、22日、ヘルソン州軍行政府は、テレグラム・チャンネルにて、同日朝の時点で、同州は20の自治体で水没が見られると伝えた

報告によれば、水没自治体の内訳は、右岸で3、左岸(編集注:ロシア占領地域)で17だという。

写真:国家非常事態庁