カホウカダム決壊で8つの村とヘルソン市一部がすでに水没

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ウクライナ南部のヘルソン市軍行政府のモロチュコ長官は、同日のロシア軍によるものと見られるヘルソン州カホウカ水力発電所爆破により、すでにヘルソン市内のドニプロ川中洲部分が水没したとし、高齢者などを病院へと避難させていると伝えた。また州内ではすでに8つの村が水没しているという。

市軍行政府がモロチュコ長官の発言をテレグラム・チャンネルにて伝えた

モロチュコ氏は、「(編集注:市内)オストリウ小地区では、3つの集合地点からの避難が続いている」とし、同小地区のヒロドパルクやナフトハヴァンが水没し、寝たきりの住民や歩行の困難な住民の病院への避難が行われていると伝えた。

これに先立ち、6日、ウクライナ政権は、ロシア軍がウクライナ南部の水力発電所を爆破したと発表した。ヘルソン州では危険な地区からの住民の避難が始まっている。