ロシア軍の攻撃でウクライナ複数の州で停電
ロシア軍のウクライナに対する夜間攻撃の結果、8日朝の時点でウクライナの複数の州で停電が生じており、とりわけ北部チェルニヒウ州では計画停電が導入されている。
電力会社「ウクルエネルホ」がフェイスブック・アカウントで伝えた。
同社は、「敵の攻撃の結果、朝の時点で、複数の州で消費者に停電が生じている。チェルニヒウ州の状況が最も困難であり続けている」とし、同州では計画停電を導入せざるをなっているとしつつ、緊急復旧作業が続けられていると伝えた。
同時に同社は、同日の電力消費水準は天候の影響を受けて高い状態が続いており、曇りと雨の天候が続くことで、太陽光発電の効果が低くなっていると指摘した。
その上で同社は、消費者に対して、エネルギーシステムの負荷がピークに達する夜の17時から22時までの時間帯に強力な電気機器を複数同時に使用しないよう呼びかけている。