田中ＪＩＣＡ理事長、ウクライナ訪問を開始　キーウ州イルピンを視察

日本の国際協力機構（ＪＩＣＡ）の田中明彦理事長は１７日、ウクライナ訪問を開始し、キーウ州のイルピンを訪問した。

ＪＩＣＡがフェイスブック・アカウントで伝えた。

ＪＩＣＡは、到着初日、田中理事長がキーウ州イルピンを訪れたとし、「現在、ロシア軍は撤退しているものの、侵攻直後の激戦地であった同州にはがれきが大量に残っており、復旧・復興の障害となっている」と伝えた。

また発表にて、イルピン市では、日本が災害復興で得た経験が活かされているとし、とりわけ、日本の支援にて、将来のウクライナ全国展開を見据えたがれき処理システム構築のためのパイロット事業が展開されていることが喚起された。

これに先立ち、４月１１日、ＪＩＣＡは、キーウ州イルピン市に対して７台の建設機械を引き渡していた。