カナダとウクライナ、自由貿易協定の拡大に合意

カナダとウクライナは１１日、自由貿易協定の拡大に合意した。

トロントにて、カナダのトルドー首相とウクライナのシュミハリ首相が参加する署名式が開催された。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

シュミハリ氏は、「具体的には、１８章で合意し、その内９章は完全に新しいものだ。それらはサービス貿易、金融、通信サービス、投資、貿易とジェンダー平等、先住民、然るべき規制政策、中小企業向け施策の策定・管理に関するものだ」と発言した。

そして同氏は、改正された自由貿易協定が二国間貿易の拡大を促進し、企業にとっての新たな経済機会をもたらすことへの期待を表明した。

その他、両国は今回、若者の移動に関する協定も締結した。同協定は、両国の若者による渡航と就業の条件を緩和させるもの。

なお、シュミハリ首相は、１１日カナダを訪問し、同国のトルドー首相、アナンド国防相、ジョリー外務相、フリーランド財務相と会談していた。

またウクライナとカナダは、２０１６年７月１１日に自由貿易協定を締結している。