トヨタ、ロシア・サンクト工場閉鎖へ=露報道

ロシアの報道によれば、トヨタ自動車はサンクトペテルブルクの自社工場の操業を完全に停止するという。

23日、露コメルサント紙が関係者情報をもとに報じた

報道によれば、トヨタ社の決定はロシアへの部品供給が再開できないことと関係しているという。関係者は、「現在、その場所は保存され、その後もしかしたら売却されるかもしれない。しかし、トヨタのその場での生産は再開されない。モスクワの会社の事務所も最適化される。従業員と工場スタッフへの補償は12月分増額される」と述べているという。

同時に、トヨタ社のロシア市場からの撤退の決定ではないとも述べている。

トヨタのロシア国内での生産は、2007年に始まっている。プーチン露大統領は、2005年の同社工場定礎式とその後の工場操業開始式典に参加していた。