ウクライナの募金サイト、開設1週間で全世界から30億円以上の寄付金集まる
ウクライナ募金サイト「ユナイティド24(U24)」の開設から1週間が経過し、ウクライナ国立銀行の口座には2580万4580米ドル(約33億円)の寄付金が集まった。
12日、フェードロウ宇副首相兼デジタル移行相がツイッター・アカウントにて伝えた。
フェードロウ氏は、「最初のU24の報告だ。2500万ドル以上が1週間で集まった。今後寄付金は、最も重要な需要のために各省内で配分されていく。世界からの信じられないサポートであり、ウクライナからの完全な透明性だ」と書き込んだ。
また同氏は、テレグラム・チャンネルでの報告では、募金は世界72か国から行われたとし、国別で募金額が多かったのは、米国、英国、フランス、カナダ、ドイツ、ウクライナだったと伝えた。
また、ウクライナ・ハウス基金からは73万5673ドル、ホワイトペイ社を通じた暗号通貨で36万2379ドルが振り込まれたと報告した。
フェードロウ氏は、中央銀行は今日以降、毎日募金についての報告を行うと伝え、寄付金の用途振り分けの発表は5月19日に行うと報告した。
これに先立ち、5日、ゼレンシキー大統領は、オンラインで戦時下のウクライナを支援するために、用途を選択可能な募金用ウェブサイト「ユナイティド24」の運用開始を発表していた。