世銀、7億ドル強のウクライナ支援を確定 日本も参加

世界銀行は、ロシアの侵略を受けるウクライナに対して、融資と補助金の形での7億2300万ドルの支援を確定した。

BBCが報じた

支援パッケージは、オランダとスウェーデンによる1億3900万ドルの保証が足された、3億5000万ドルの融資が含まれる。

また英国、デンマーク、ラトビア、リトアニア、アイスランドからの1億3400万ドルの補助金と、日本からの1億ドルの融資で構成されている。

マルパス世銀総裁は、「世銀グループは、暴力とロシアの侵攻によって生じた非常な混乱に直面するウクライナと同国国民を支えるべく、迅速な行動をとっている」と発言した。

世銀はまた、これらの資金はウクライナ政府が医療従事者の給与や、高齢者の年金の支払い、社会的弱者への社会プログラムの提供といった最重要サービスを提供するのを支援することになると指摘した。

さらに、世銀は、今後数か月でウクライナに対する30億ドル規模のさらなる支援パッケージを作成する作業を続けていると伝えた。

また、ウクライナからの難民を受け入れる隣国への追加支援も約束されている。

なお、2月24日以降、ウクライナでは、ロシアによる軍事侵略が続いている。