カナダ政府、ウクライナへ1億2000万加ドル融資へ

カナダ政府は、ロシアによる更なる侵攻の脅威を受けるウクライナへの経済支援として、同国に1億2000万カナダドル(約108億円)を融資すると発表した。

21日、オタワにて、サージャン国際開発相が発表した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

サージャン大臣は、「ウクライナの人々は、カナダの支持を常に期待して良い。私たちは、ともに経済を強化し、ガバナンス改革を行うことができる。私は、ロシアの攻撃的行為を受ける中、人々の需要に対応するためのウクライナの能力を支えるべく、この融資を採択した」と発言した。

同氏は、これはウクライナの人々にとっての安全な未来を達成するための支援の一つだと指摘し、「私は、ウクライナへの支援の道を模索し続ける」と発言した。

また、ゼレンシキー大統領は、カナダの同決定につき、ツイッター・アカウントで謝意を伝えた

ゼレンシキー氏は、トルドー加首相あてに、「カナダによるウクライナを支持するための1億2000万加ドルの有し決定を歓迎する。強力なウクライナが、欧州の安全の鍵である。カナダは、両国の特別なパートナーシップの精神への真の献身をもう一度示してくれている」と書き込んだ。