ウクライナは自国の対弾道ミサイル能力を強化する=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、同国は対弾道ミサイル防衛の強化に取り組んでおり、特に来年の米国とドイツにおける防空システム「パトリオット」用ミサイルの生産拡大に期待していると述べた。
ゼレンシキー大統領がキーウを訪問した米国代表団との共同記者会見の際に報告した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私たちの弱点は対弾道ミサイル防衛能力だ。私たちはこれを強化する。私はノルウェーでもカナダでも会談を行った。私たちはいくつかのことを解決しなければならない。私たちのウクライナの対弾道ミサイル・システムだ…。近く関連の会談が予定されている。私たちはその結果に向かって可能な限り迅速に前進すると思う。さらに、米国は来年、システム『パトリオット』用対弾道ミサイルの生産量を拡大する。神のおかげで戦争が終わったとしても、私たちにはいずれにせよそれが必要となる。私たちは自国の防衛のためにそのようなシステムに期待しており、そのため来年、生産を拡大させる。私はそのことを完全に確信している」と述べた。
また同氏は、ドイツが対弾道ミサイルの生産規模を拡大させたと述べた。ゼレンシキー氏は、ドイツのパートナーたちからの支援に関する関連の合意もすでに存在すると指摘した。
そして同氏は、「いずれにせよ、過去数日間の空で起きていることはとにかく最悪だ。プーチンは自分たちの選挙を前にこれを行っている。彼が攻撃を増加させているのであって、私はそのことを完全に確信している。ご覧の通り、朝から晩まで攻撃を加え、私たちの子供たちを恐怖に陥れている」と述べた。
同氏はその他、ロシアは新たな攻撃戦術を用いているとし、ウクライナはそれに報復しており、ロシアによるテロと戦争が終わるまでそうし続けると伝えた。
その他同氏は、ロシア軍が多用するジェット型自爆型無人機につき、「現時点で、ウクライナにはジェット型無人機を撃墜すること、それらを大量撃墜することに既に取り組んでいる企業が約60社ある。正確に言うと67社だ」と述べた。
同氏はその際、現在すでに成果を示した企業が3〜5社存在するとし、そのような迎撃用無人機を大量生産できるようになる時が待たれていると発言した。
また同氏は、「それら全ての防護は『プランB』であり、今それはとても切実なものだ。『プランA』はロシアによるエスカレーションを低減させるために外交的可能性を最大限加速させることだ」と述べた。