防空、無人機、PURLへの新たな拠出…ウクライナ防衛支援会合開催

15日にベルリンで開催されたウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(「ラムシュタイン」会合)の結果、諸国は防空、無人機、ロジスティクスの分野を中心としたウクライナへの新しい支援パッケージを発表した。

ウクライナのゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した

ゼレンシキー氏は、「新たな『ラムシュタイン』形式の会合での重要な成果がある。私たちが首脳たちと合意していることが、今実現されている。先ほどフェドロウ宇国防相からの報告があった。パートナーたちは『ラムシュタイン』において、戦場におけるウクライナの強力な立場を高く評価した」と報告した。

同氏はまた、ウクライナの防空及び武器を共同生産するニーズについて明確な理解が得られていると伝えた。

そして同氏は、「重要なのは、発表されている全てのコミットメントが、完全かつ適時に履行されることだ。私たちの防衛のための供給が十分であれば、ロシアが占領目的を実際に達成する可能性はなくなるのだ」と指摘した。

同氏はさらに、5つのパートナー国からプログラム「PURL」(「ウクライナのための優先的装備品ニーズリスト」)への新たな拠出の決定が確認されたと伝えた。

続けて同氏は、ドイツが防空及びウクライナによる長射程攻撃能力に関する取り組みを継続していることにつき、謝意を表明した。

同氏はまた、英国がウクライナにとって必要な無人機を供給するための取り組みを継続していることにつき、「私たちが今後も共同の能力を発展させていくことが重要だ」と述べ、感謝の意を伝えた。

さらに同氏は、「ノルウェーは、(編集注:ウクライナ軍の)諸旅団への無人機の供給に5億ドル以上、また私たちのロジスティクス強化のために1億5000万ドルを拠出する。オランダは、無人機に2億ユーロ以上を拠出する。感謝する」と伝えた。

同氏は加えて、スペインが共同の防衛能力を拡大させることを可能にする欧州のプログラム「SAFE」の枠内で活動する準備を示したこと、またカナダが特定の防衛分野を改めて強化していることについても謝意を伝えた。

同氏はその他、「ベルギーは、砲弾の供給や私たちの防空強化のために追加資金を投じる」と報告した。

また同氏は、PURLプログラムへの拠出についてリトアニア及びエストニアにも謝意を伝えた。

その上で同氏は、「平和のために、私たちの防衛における最新のニーズとロシアに圧力をかける可能性について、引き続きパートナーたちに情報を提供していく。助けてくれる全ての人に感謝する!」と総括した。

写真:大統領府