米国は信頼ある保証に基づくウクライナ・ロシア間の強固な平和を希求=米戦争省

米戦争省のダニエル・ツィンメルマン次官補は18日、トランプ政権は強力なウクライナ及び欧州を前提とした、信頼できる安全の保証に基づく永続的な平和に向けて、ウクライナ及びロシアと交渉を行っていると発言した。

ツィンメルマン米戦争次官補(国際安全保障担当)が下院軍事委員会の公聴会で述べた。同省が公表した

ツィンメルマン氏は、同盟国がウクライナに対して抑止及び防衛に必要なリソースを提供するため、緊急の措置を講じることが重要だと述べた。同氏によれば、現時点で欧州の20か国以上がPURL(「ウクライナのための優先的装備品ニーズリスト」)プログラムの実施に40億ドル以上を割り当てているという。

また同氏は、「ロシアは依然として多大な軍事的・産業的能力の備蓄、並びに長期戦を遂行する国家的決意を保持している。さらに、ロシアは世界最大の核兵器を保有しており、核衝突に至らない形での威圧に利用可能な能力に投資している」と指摘した。

同氏はさらに、米国はNATOの側に立っているとしつつ、「しかし、負担分担のバランスが崩れたり、あまりに不透明になったりすれば、それは同盟にとって健全ではない。私たちは長期的展望でできるだけ強力な同盟であることを望んでいる」と指摘した。

その他、アレクサス・グリンケヴィチ米国欧州連合軍最高司令官は同委員会の代表らに対し、ロシア、北朝鮮、イラン、中国の間の協力強化が「多くの軍事行動地域及び様々な分野において軍事的リスクを増大させた」と指摘した。

また同氏は、北朝鮮の軍人と兵器、イランの無人機技術、そして中国による経済的支援が、ロシアによるウクライナでの戦争継続を可能にしていると付け加えた。

同氏はそして、「ウクライナで多大な損失を被っているにもかかわらず、ロシアは、大規模で多様化が進む核兵器備蓄、非対称戦能力、並びに陸・空・海軍の戦闘能力によって、米国の利益を脅かす能力と可能性を維持している」と警告した。

写真:戦争省動画からのスクリーンショット