中東での戦闘長期化はウクライナへの兵器供給に影響を及ぼすおそれあり=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、現時点で、イランにおける戦争はパートナー諸国からのウクライナへの兵器供給に影響していないが、しかし、中東で戦闘が長期化すれば、供給に影響が及ぶことになるだろうと発言した。

ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に、質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「イランでの戦争がウクライナへの兵器供給に及ぼす影響についてだが、現時点では何とも言えないし、まだその影響は見られない。現時点では、私たちが期待していた供給は減少していないが、そもそも(開戦から)1日が経過したところである。したがって、結論を出すには時期尚早だ。いずれにせよ、中東で戦闘行為が長引けば、間違いなく供給に影響するだろう。そう確信している」と指摘した。

また同氏は、国産兵器製造への資金提供が止まらないよう、ウクライナは必要な全てを行っていくと述べた。同氏はその際、「自国の資金拠出が停止することのないよう全力を尽くす。そうなれば国産製造は完全に稼働していく。今、私たちは正にそのために取り組んでいる。(編集注:EUからの900億ユーロの融資が)ブロックされないように取り組んでいる。ハンガリー側がその動きを見せていることは周知の通りだが、私たちはこの問題を解決するために動いている」と述べた。

さらに同氏は、ロシアがシリアのアサド独裁政権を助けなかったことで、プーチンがいかなる「同盟者」なのかは既に示されていると指摘し、類似の状況がイランに関しても起きていると補足した。

同氏はそして、「同様に、私の見方では、彼ら(編集注:ロシア)は今も自分たちの弱さをさらけ出していると思う。つまり、同盟者として彼らは無価値だということだ。彼らの全兵力、全軍、その他の部隊は全てウクライナにおり、他に兵力はない。そして、イランで起きていることは、プーチンが独裁の末路を目撃するための良いシグナルだと私は考えている」と述べた。

写真:大統領府