弾道ミサイル18発中14発撃墜は非常に高い成果=ウクライナ空軍

ウクライナ空軍のイフナト・コミュニケーション局局長は20日、ロシアによる前夜の大規模な航空攻撃において、ウクライナの防空戦力は弾道ミサイルを18発中14発迎撃したとし、これは極めて高い迎撃率だと指摘した。

イフナト局長がテレビ番組出演時に発言した。

イフナト氏は、「あなた方は今日、弾道ミサイルの大規模な使用を目にした。18発の弾道ミサイルの他、ヴィンニツャ州の重要インフラ施設を攻撃したミサイル『ツィルコン』も使われた。首都を襲った18発の(編集注:弾道ミサイルの)内14発が撃墜された。『パトリオット・システム』が稼働したことは明らかであり、総じてこれは弾道ミサイルに対する極めて高い成果だ」と評価した。

さらに同氏は、夜間の攻撃中に防空戦力は巡航ミサイルも15発中13発無力化し、残る2発はレーダーから消失、また339機の攻撃用無人機のうち315機を無力化したと伝えた。

同時にイフナト氏は、恒常的に大規模攻撃を受けている中では、100%の迎撃を達成することは不可能だと述べた。同氏はその際、「改めて強調するが、たとえ85%や90%を撃墜したとしても、撃墜できなかった残りの15%、10%、ないし20%は、常にどこかに着弾している。この秋冬の期間中、敵は何度攻撃を行っただろうか? 毎日100機から150機のシャヘドが飛来する。さらに、ミサイルを組み合わせた複合攻撃、大規模攻撃が続き、常に2、3、4弾のミサイルがどこかに着弾したり、破片が落下したりしている。私たちは常に何らかの施設を失っており、それら全てをエネルギー作業員が復旧させねばならなくなっているのだ」と強調した。

同氏は加えて、防空が成功するにはミサイルが必要であると訴え、「地上設置型防空システム用、航空機用の双方でミサイル不足が発生している。そのため、このような大規模な攻撃から身を守るために、パートナー諸国、欧州と米国の両方に、確かに私たちの自衛を支援するよう、要請が絶えず行われている」と述べた。

なお、同日、ゼレンシキー大統領は、防空部隊がロシア軍が未明に発射したミサイルや無人機をかなり撃墜することができたとし、それは前日にウクライナが必要なミサイルを受領していたためだと指摘していた