対ウクライナ武器輸出　米国務省、５０００万ドル相当の軍用品輸出ライセンスにつき議会に報告

米国務省は、米議会上院に対して、総額５０００万ドル以上のウクライナ向けの防衛関連品の輸出についての提案されていたライセンスの承認についての通知を送った。

米議会ウェブサイト上にて関連通知が公開されている。

国務省立法担当オフィスの上級職員からのこの通知は、兵器輸出管理法を根拠にして国際関係委員会に対して提出された、５０００万ドル以上の規模のウクライナ向け防衛関連品の輸出のライセンスを承認する内容である。

このライセンスは、防衛関連品の輸出であり、これには技術データやウクライナへの防衛サービスも含まれる。

また、これに先立ち、ウクライナの複数報道機関が、関係者の発言を元に、トランプ政権が米議会に、ウクライナに対する防衛品の輸出につき「青信号」を出す意向を伝えたと報じていた。これは、「直接商業売却（ＤＣＳ）」を通じた５０００万ドル以上のものとなるという。

ゼレンシキー宇大統領は、これに先立ち、ウクライナには防空システム「パトリオット」が１０基必要だと発言していた。