ウクライナ軍リクルートセンター、2月は5000人強が応募
ウクライナ軍の志願応募を受け付けるリクルートセンターへ、今年2月は5341人の応募があった。
ウクライナ国防省広報室が伝えた。
なお、ウクライナ軍リクルートセンターは、2024年春から各地で順次開設されている新しい施設。最初の軍事リクルートセンター2022年2月にリヴィウで開設。2024年4月にキーウでも最初の軍リクルートセンターが開設されていた。各地のセンターの活動が始まってから、これまでに4万3464人の市民の相談を受けたという。
2月に入隊手続きを始めたのは772人。センターが活動を始めてから、この数はこれまでに8881人に増加しているという。
発表によれば、女性の志願者数も増えており、防衛戦力への候補者総数の内の21%(1830人)が女性。女性の応募の割合が多かったのは、ヴィンニツャ(44%)、チェルニウツィー(43%)、フメリニツィキー(41%)。
また2月にはキーウ州ボリスピリ市に新しいリクルートセンターが開設されたという。現在ウクライナ全土で49のセンターが活動しているとのこと。
国防省は、「ウクライナ軍リクルートセンターで召集令状が渡されることはなく、全てのやりとりは内密に行われる」と伝えている。
リクルートセンターでは、ウクライナ軍の他、国家警護隊、国境警備隊、保安庁などの様々な軍事組織における1万以上の求人が提案されている。
リクルートセンターの活動に関する詳細情報や連絡先は、公式ウェブサイト(ウクライナ語)で確認可能。