デンマーク、約2億5000万ドルの対ウクライナ軍事支援発表

デンマークのフレデリクセン首相は22日、ウクライナに対する総額2億4740万ドルの新たな軍事支援を発表した。

デンマーク国防省広報室が伝えた

デンマークは、ロシアの全面侵攻開始から15回目となる、約17億クローネ(2億4740万ドル)の新しい対ウクライナ軍事支援パッケージの拠出を行うと書かれている。

また、発表によれば、チェコ国防省との契約で、デンマーク国防相は、数か月以内にウクライナへと送られる155ミリ口径榴弾砲砲弾の1万5000弾の購入資金を拠出するという。

同発表を受け、ゼレンシキー宇大統領は、ソーシャルメディア「X」アカウントにて、デンマークに謝意を表明した

ゼレンシキー氏は、「フレデリクセン・デンマーク首相、同国の政府、議会、デンマークの国民全員に対して、今日の第15回対ウクライナ軍事支援発表につき感謝している」と書き込んだ。

同氏はまた、「弾薬と無人機は私たちの戦場で最も必要としているものだ」と伝えた。

さらに同氏は、「私は、私たちの合意全てが迅速かつ効果的に実現されていることを評価している」と強調した。

そして、同氏は、「私たちの共通の価値、原則、自由をめぐる戦いにおけるデンマークのリーダーシップと揺らがぬウクライナ支援につき感謝している」と伝えた。