ウクライナの航空機操縦士、米国でF16操縦訓練を開始

ウクライナ軍の航空機操縦士は、今週から米国で戦闘機F16の操縦訓練を始めた。

米国の「エア・アンド・スペース・フォースズ」が米空軍報道官のコメントをもとに報じた

米空軍報道官は、「訓練カリキュラムは、個々の操縦士の基本的な知識と技能に合わせたもので、数か月続くことが見込まれている」と伝えた。

また、報道官は、実践面の訓練は今週始まったとし、同訓練には「少数の」ウクライナ操縦士が参加していると述べた。彼らは、アリゾナ空軍州兵第162航空団から訓練を受けるという。同航空団は、空軍内で唯一外国の操縦士の訓練を指示されており、過去に20か国以上の操縦士のF16訓練を行ってきたという。

典型的なF16訓練コースは、約6か月かかるが、空軍幹部は、ウクライナの操縦士のためには、祖国防衛の必要に鑑み、おそらく独自プログラムとなるだろうと話しているという。

写真:オランダ国防省