ゼレンシキー宇大統領、ウクライナの戦後のNATO加盟を主張

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ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、来月ビルニュスで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にて、ウクライナには将来の加盟に関する条件が提示されるべきだと主張した。

ゼレンシキー大統領がキーウを訪れたドゥダ・ポーランド大統領とナウセーダ・リトアニア大統領との会談後記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「NATOが強くなりたいと思っており、ウクライナ抜きのNATOの存在が考えられないというのであれば、私たちが、NATOの中にいるという将来に関する何らかのモダリティや、何らかの具体的なことを受け取りたいと思うのは公正なことである。私たちはそういう公正なものをお願いしているのだ。私たちは、現時点での加盟のことは話していない。もう一度強調するが、私たちはまともな国であり、戦時下にはNATOに加盟できないことはわかっている。しかし、私たちは、戦後は加盟できるということの確証を得なければならない。そして、私たちは、そのようなウクライナは戦後NATO加盟国となるというシグナルこそ、求めているのだ」と発言した。

同時に同氏は、ウクライナがNATOに加盟するまでの期間には、ウクライナは安全の保証を得なければならないとも発言した。