スペイン、戦車などウクライナに追加供与

スペイン政府は15日、ウクライナに対して、追加で装甲車20台、主力戦車「レオパルト2A4」4両、野戦病院施設を供与すると発表した。

スペイン国防省広報室が、ロブレス西国防相のブリュッセルにおけるウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合出席時の発表を伝えた

ロブレス国防相は、スペインによるウクライナへの装備品供与状況につき報告した上で、無限軌道の装甲車が、これまですでに供与された40台に加えて、6月19日にさらに20台ポーランドに到着し、また修理されていた4両の戦車「レオパルト2A4」も送られると伝えた。

ロブレス氏は、「ウクライナは正当な事を防衛しているのであり、だからこそ、装備品供与だけでなくウクライナ軍人の訓練において、私たちの完全なサポートを受けている」と述べ、「スペインの支持の立場は、NATOとEUのその他の国と同様で、明確かつ断固としたものだ」と強調した。

また同氏は、スペインはウクライナに対して、緊急の外科治療を行える「ロール2プラス」野戦病院の供与も発表した。

ロブレス氏は、スペインは包括的で公正で永続する平和を願うウクライナへの支持は、必要な限りずっと揺らがないと指摘した。