英国、ウクライナへの新たな軍事支援発表

英国政府は13日、ウクライナに対する総額9200万ポンドの防空強化支援を発表した。

英国政府広報室が公表した

今回の支援は、9200万ポンドの防空パッケージであり、ウクライナ国際基金を通じて今後数か月にわたって調達されていくものだと書かれている。同パッケージでは、ロシアの無差別攻撃から身を守るためのレーダーや大量の弾薬が提供されるという。

ウォレス英国防相は、英国統合遠征軍(JEF)はウクライナへの支援を継続しているとしつつ、英国はこれまでウクライナ国際基金に2億5000万ポンドを拠出してきたと伝えた。

さらに発表には、同基金を通じて、これまでに英国、ノルウェー、オランダ、デンマーク、スウェーデン、アイスランド、リトアニアが5億2000万ポンド以上を拠出してきたと書かれている。

ゼレンシキー宇大統領は13日、ツイッター・アカウントにて、英国統合遠征軍(JEF)に加わる欧州10か国に対して、総額1億ユーロ以上のウクライナの防空を強化する支援パッケージにつき謝意を表明した

ゼレンシキー氏は、「私は、JEFの私たちの同盟国によるウクライナの防空を強化する総額1億ユーロ以上の強力な支援パッケージに感謝している。ロシアが日々のミサイルテロを苦しみながら強化している時、私たちの防空の力が増すことは、ウクライナの空とウクライナ人の命を守る上で重要だ」と書き込んだ。

写真:ゲッティ