ウクライナ、ドイツに戦車の追加供与を要請=宇外務次官

ウクライナのメリニク外務次官は、同国はドイツに対して独製戦車の追加供与を要請していると発言した。

独ターゲス・シュピーゲル紙が報じた

メリニク氏は、「ウクライナ軍にはより多くの西側主力戦車、歩兵戦闘車、その他の装甲車がとても必要だ。(中略)1両1両のレオパルト2が攻勢において黄金の重みの価値を持つ」と発言した。

同氏はまた、ドイツ軍は自らの在庫から300台以上のそのような装甲車を供与することができるとし、現在供与されている18両の戦車は「ドイツの自衛能力に脅威をもたらすことなく、3倍に増やすことができる」との見方を示した。

さらに同氏は、歩兵戦闘車マルダーをさらに60台ウクライナへと供与するよう要請した。

加えて同氏は、ドイツ軍の在庫から装甲輸送車プーマ(独軍保有数350台)、装輪装甲車ボクサー(400台)、装甲兵員輸送車フクス(900台)あるいはフェネック偵察車(220台)の10%を供与することを要請していることを喚起し、さらには巡航ミサイル「タウルス」の供与も改めた呼びかけた。

その他同氏は、ウクライナはドイツが「戦闘機連合」に積極的に参加するという戦略的決定を下すことを期待しているとも伝えた。

また同氏は、ドイツの政治家の中にはすでに同氏の意見への支持を表明したものがいるとの述べた。