豪州、ウクライナに戦闘攻撃機「ホーネット」を供与する可能性あり

オーストラリア、米国、ウクライナは、オーストラリア空軍が保有する戦闘攻撃機「F/A18 ホーネット」41機をウクライナに供与する可能性につき協議している。

オーストラリアン・フィナンシャル・レヴューが関係者発言をもとに報じた

関係者によれば、米国は、最近同盟国に対してF16などの現代的戦闘機のウクライナへの供与を容認したが、F/A18のウクライナへの供与案についても肯定的に考えているという。

退役したF/A18は、ニューキャッスル近郊のウィリアムタウンのRAAF基地の格納庫にあり、もし同機がウクライナへ提供されない場合は、処分されるか、あるいは民間の航空会社RAVNエアスペースへと米国操縦士訓練のために売却されることになるのだという。またオーストラリアは、米国からF35を72機購入している。

報道には、F/A18「ホーネット」の状態は良く、4か月後にはウクライナの戦闘に加えられる可能性があると指摘されている。

ウクライナ軍の操縦士と地上要員は、ウクライナ語で書かれる解説書を用いながら、F/A18を迅速に扱えるようになるだろうと書かれている。