ポルトガル、ウクライナ軍操縦士のF16訓練を提案

ポルトガルのゴメス・クラヴィーニョ外相は、同国はウクライナ軍操縦士の戦闘機F16訓練を行うことができるが、他方で自国が保有する同機は提供できないと発言した。

Euractivが報じた

クラヴィーニョ氏は、「ポルトガルは、そのような機会にオープンだ。私たちには、非常に優れたパイロットと指導官がおり、彼らはウクライナ操縦士訓練のためのF16を保有する他の国の同僚と一緒に作業を行う準備がある」と発言した。

同時に同氏は、ポルトガルには無制限に航空機があるわけではないとし、「私たちには、私たちの国の義務、北大西洋条約機構(NATO)の義務を遂行するためのそれ(戦闘機)があるため、今のところその問題(F16供与)は提起されていない」と発言した。

これに先立ち、19日、クレーバ宇外相は、リスボン訪問時に、ポルトガルは航空機連合に加わり、ウクライナ軍の操縦士や技術士を訓練する準備があると発言していた。

その他、デンマークもウクライナ軍操縦士のF16訓練を行う準備を表明している他、イタリアも、同訓練実施の可能性を検討している。

写真:milavia.net