ウクライナ、プロジェクト「無人機軍」を通じてすでに3800機の無人機購入=フェドロウ副首相

ウクライナのフェドロウ副首相兼イノベーション・教育・科学・技術発展相は、軍のための無人機購入を目的に始めた募金プロジェクト「無人機軍」を通じて、すでに3800機以上の無人機の購入契約が行われたと発言した。

フェドロウ副首相がウクルインフォルムへのインタビュー時に伝えた(リンク先はウクライナ語)。

フェドロウ氏は、「私たちは、41億フリヴニャ(編集注:約150億円)以上で無人機セット3800以上の購入契約を行い、7000人以上の無人機操縦士の訓練を行った。私たちの目的は、1万人の訓練をすることだ。私たちはこの方向で進んでいる」と発言した。

同氏はまた、現在ウクライナでは20以上の学校で人々が無人機操縦を学ぶことができると伝えた。毎月、その学校の数は1、2校ずつ増えているという。また、無人機製造企業はほとんどが自分の学校を擁していると説明した。

なお、「無人機(ドローン)軍」とは、ウクライナ軍参謀本部とデジタル移行省と国家特殊通信庁が始めたプロジェクト名であり、このプロジェクトを通じて、無人機の購入、修理、操縦士訓練が行われている。昨年7月1日に開始されたもの。