「ウクライナにはより多くの領土を解放する準備がある」=NATO事務総長

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は21日、ウクライナのロシア戦力に対する将来の反転攻勢に関して、ウクライナにはより多くの領土を解放する準備があると発言した。

ストルテンベルグ氏が同日ドイツで開催されたウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(ラムシュタイン会合)の会場内で記者団に対して発言した。ラジオ・リバティが報じた

ストルテンベルグ氏は、「私は、今、彼らがより多くの大地を解放することができることを確信している」と発言した。

その他同氏は、同日の会合時の主要な議題は、ウクライナが領土奪還の可能性を得るために必要な様々なものだったと伝えた。

同氏は、ドイツと米国が防空システム「パトリオット」を数個供与し、それらはすでに「ウクライナで稼働している」と指摘した。同時に同氏は、供与されたパトリオットの正確な数や、その他の詳細には言及しなかった。

また同氏は、NATOの現在の目的はウクライナのロシアに対する勝利を確保することと、その後の戦争終結後に、ウクライナが「新たな攻撃を防止するための」抑止力を持つことだと指摘した。

なお21日、ドイツ領米空軍基地「ラムシュタイン」にて、第11回ウクライナ防衛問題コンタクトグループ回答が開催された。