2月17日11時点までの露占領軍停戦違反29回、ウクライナ軍人1名負傷=統一部隊

東部情勢

2月17日午前11時点までに、ウクライナ東部に駐留するロシア連邦軍は、29回停戦違反を行った。その内、27回はミンスク諸合意が禁止する武器を使用している。

ウクライナ統一部隊作戦本部広報室がフェイスブック・アカウントにて報告した

発表には、スタニツャ・ルハンシカ(民間人居住区砲撃確認。122ミリ口径榴弾砲32発、幼稚園の建物破損(職員3名が脳震とう、児童は統一部隊軍人により緊急退避済)、公共サービス施設破損、自治体の半分で停電)、ノヴォトシキウシケ近郊(122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲等)、ヴォージャネ近郊(120ミリ口径迫撃砲等)、トルジウシケ近郊(82ミリ口径迫撃砲)、スタロフナチウカ近郊(120・82ミリ口径迫撃砲等)、スタリー・アイダル(120ミリ口径迫撃砲)、マルインカ近郊(120ミリ口径迫撃砲)、ピウデンネ近郊(82ミリ口径迫撃砲)、マヨルシク近郊(82ミリ口径迫撃砲)、ロバチェヴェ近郊(82ミリ口径迫撃砲)、ノヴォセリウカ・ドルーハ近郊、ルハンシケ近郊(122ミリ口径榴弾砲、120ミリ口径迫撃砲)、マルインカ近郊(120ミリ口径迫撃砲)、スヴィトロダルシク近郊(120ミリ口径迫撃砲等)、トロイツィケ近郊、(戦車、120ミリ口径迫撃砲、82ミリ口径迫撃砲)、ポパースナ近郊、ザイツェヴェ近郊、ネヴェリシケ近郊(120ミリ口径迫撃砲)、シュミー近郊(120ミリ口径迫撃砲)、ポポズヴァニウカ近郊(152ミリ口径榴弾砲)、トラウネヴェ近郊(120ミリ口径迫撃砲)、スタニツャ・ルハンシカ近郊(82ミリ口径迫撃砲等)、アウジーウカ近郊(120ミリ口径迫撃砲)、ピスキー近郊(82ミリ口径迫撃砲)にて攻撃が確認されたと書かれている。

ウクライナ軍人1名が負傷。

また、統一部隊作戦本部は、「敵は、自らの卑怯な行動を隠すために、ウクライナ軍が民間人居住区を砲撃したと断罪する情報戦争実施のプロパガンダ手段を用い続けていることを指摘する必要がある。ウクライナ防衛者は、敵の攻撃活発性を停止させるために反撃を行った」と強調した。