ウクライナとトルコの無人機生産技術の共有は有益=国防相

ウクライナとトルコが無人機の共同生産の際に技術を共有することは、両国にとって有益である。

18日、アンドリー・タラン・ウクライナ国防相が同日の両国2+2閣僚級会合の前に、トルコの報道機関に発言した。ディフェンス・エクスプレスが報じた

報道によれば、タラン氏は、「ウクライナ国防相は、バイラクタルTB2コンプレクスの購入は経済的メリットがあるし、無人機共同生産の際の技術交換は双方にとって有益である」と発言した。

またタラン氏は、無人機バイラクタルTB2コンプレクス供給は、ウクライナとトルコの間の黒海地域の安全保障強化上の多面的協力の一部に過ぎないと指摘した。

さらにタラン氏は、「ロシアによるクリミアにおける核兵器配備の準備は、欧州と文明世界全体にとって深刻な危険を生み出す。ロシア連邦による、黒海海上における覇権確立は、ウクライナ、トルコ、その他欧州諸国の経済にとって大きな脅威となっている」と発言した。

なお、ウクライナ国防省とトルコ防衛関連企業は12月14日、ウクライナ国防省は、トルコ企業との間で複数の防衛関連契約を締結している