ウクライナの空挺部隊、ドイツにて多国間軍事演習に参加

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ウクライナ空挺軍第80独立空中襲撃旅団が、ドイツにて始まった多国間軍事演習「セイバー・ジャンクション2020」へ参加している。

ウクライナ国防省広報室が伝えた

発表には、「ドイツ連邦共和国にて多国間演習『セイバー・ジャンクション2020』が始まった。ホーエンフェルス市の戦闘準備支援多国・多種間センターをベースに行われる演習には、17か国が参加する。ウクライナを代表するのは、リヴィウ州に駐留するウクライナ空挺軍第80独立空中襲撃旅団である」と書かれている。

写真:国防省広報室

今回参加するウクライナの部隊について、国防省は、人員はウクライナ東部のロシア占領軍との戦闘行為の際に多くの経験を得た者たちだと説明した。また、国際平和維持ミッションや他の多国間演習に参加した者もいると書かれている。

発表には、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ウクライナの部隊は、他国の部隊同様、ドイツ到着後、14日間の監視期間を軍の基地にて過ごしたことを伝えられており、感染確認の検査も複数回行われたと書かれている。

演習中、ウクライナの第80独立空中襲撃旅団は、欧州駐留の米国代173空中襲撃旅団第503連隊の中で活動していくとのこと。