統一部隊、東部停戦発効後の敵の違反を報告

東部情勢

7月27日、ロシア占領軍は、ドンバス地方の停戦合意の発効後、すでに複数回停戦に違反している。

ヴォロディーミル・クラウチェンコ統一部隊司令官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クラウチェンコ司令官は、「残念ながら、0時20分と0時45分、敵側から第36海軍歩兵旅団部隊側に対して、銃と大口径機関銃による攻撃があった。統一部隊側の損耗はなし。私たちの部隊は、今のところ反撃していない」と発言した。

また、司令官は、同攻撃による軍人員の生命への脅威はなかったと伝えた。

加えて、司令官は、「午前9時頃、第79旅団の管轄圏にて、敵は、携行用対戦車擲弾発射機を用いて3発砲撃を行なった」と発言した。

なお、7月27日0時01分、ドンバス地方の停戦合意が発効している。

今回の停戦合意は、ウクライナ、ロシア、欧州安全保障協力機構(OSCE)からなる三者コンタクト・グループ(TCG)が7月22日のビデオ会合の際に合意したもの。

写真:国防省