OSCE監視団、11月16、17日、停戦違反を約1800回確認

東部情勢

欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、11月16、17日、ウクライナ東部における停戦違反をそれぞれ約1800回確認した。

18日付SMM日報に記載されている

日報内のグラフによれば、SMMによる停戦違反確認件数は16日、17日とも約1700~1800回であった。

SMMは、ドネツィク州の状況につき、「11月15日夜から16日夜にかけて、SMMは、停戦違反件数の増加を確認。爆発件数も、前日の約95回から180回に増加した」と報告している。

また、同州16日夜から17日夜にかけては、更に停戦違反件数が増加したとあり、爆発件数は約290回となったとのこと。

ルハンシク州の状況については、SMMは、「11月15日夜から16日夜にかけて、SMMは、停戦違反件数の減少を確認。爆発件数は、前日の100回から90回に減少した」と報告した。

また、同州16日夜から17日夜にかけては、更に停戦違反件数が減少したとあるが、爆発件数は、約180回に増加したと報告されている。