東部情勢激化:ロシア軍から16回の攻撃、ウクライナ軍人3名死亡、3名負傷

6月4日、ロシア軍部隊は、ウクライナ側を16回攻撃、ミンスク諸合意が禁止する兵器120ミリ・82ミリ口径迫撃砲を3回使用。同日のウクライナ軍人の死者は2名、負傷者は1名、また5日未明、さらに軍人1名が死亡した。

5日、統一部隊作戦本部広報室が伝えた

発表では、作戦戦術部隊「スヒード(東)」展開地域で統一部隊が受けた攻撃は11回、とりわけ、アウジーウカ近郊(2回、120ミリ口径迫撃砲等)、オピートネ(2回、82ミリ口径迫撃砲)、ノヴォセリウカ・ドルーハ近郊、タラキウカ(2回)、チェルマリクとパウロピリ近郊(2回)、ピスキー近郊、ヴォージャネで攻撃が確認、同「ピウニチ(北)」展開地域で受けた攻撃は5回、とりわけ、クリムシケ近郊、ノヴォルハンシケ、ゾロテー-4(2回)、スタニツャ・ルハンシカで攻撃が確認されたと伝えられている。

4日に受けた攻撃により、統一部隊参加軍人2名が死亡、3名が負傷したとのこと。全ての攻撃に対して反撃が行われたことが伝えられている。

また、5日の午前7時時点までに、敵から受けた攻撃は4回であり、同時点までにすでに軍人1名が死亡したことが伝えられた。