ウクライナと日本、第一回安保協議を実施

12日、東京にて第一回ウクライナ・日本安保協議が実施された。

ウクライナ外務省広報室が発表した。

同発表には、「双方は、両国の安全保障・防衛政策に関係する問題、安全保障分野の地域情勢、二国間関係といった、相互に関心を抱く幅広い問題を協議した」とある。

また、ウクライナ外務省は、両者がこのような協議を継続すること、また、次回協議の実施時期・場所について外交チャンネルを通じて定めることについて合意したと発表した。

また、今回の訪問の際にウクライナ国防省と日本国防衛省との間で、防衛協力・交流に関する覚書が署名されたことが発表された。

なお、今回の協議は、ウクライナ側からは、ヴァシーリ・ボドナル外務次官とアナトーリー・ペトレンコ欧州統合担当国防次官・中将が参加、日本側からは、宇山秀樹外務省欧州局参事官と鈴木秀雄防衛省防衛政策局次長が参加したとのこと。

なお、これに先立ち、2017年8月2日、ウクライナ国防省は、キーウ(キエフ)においてイヴァン・ルスナク・ウクライナ外務次官と真部朗日本国防衛省防衛審議官の会談が開催されたことを発表していた。その際、国防省発表によれば、両者はウクライナ・日本間の防衛分野における関係の継続が重要であることを指摘したとのこと。