ムジェンコ参謀総長:ウクライナは英国の軍支援を特に評価

ウクライナ軍の能力向上は、侵略国を抑止する戦略における基本的要素であり、ウクライナはパートナー国の支援を高く評価している。

ヴィクトル・ムジェンコ参謀総長が、ギャヴィン・ウィリアムソン・イギリス国防相との会談時に述べた。国防省公式ウェブサイトが公表した。

ムジェンコ参謀総長は、「私たちは、イギリスからの支援、イギリスの指導官が訓練ミッションORBITALの枠組みで提供している支援を特に評価しています」と述べた。

一方で、ウィリアムソン・イギリス国防相は、物資・技術による支援と諮問的な支援はイギリスにとってそれ自体が目的なのではないとし、「ウクライナ兵を訓練すると同時にイギリスの指導官も多くのことを彼らから学んでいます。例えば、忍耐力や緊急の状況変化への対応力です」と述べた。

加えて、ウィリアムソン国防相は、「私は状況を非常にシンプルに見ています。ウクライナは主権国家であり、その国の主権が外国に攻撃されたのだと!私たちがウクライナに支援を供与していると事実自体が、抑制ファクターなのです。あなた方が改革の道を進み、考え方とアプローチを変えていることは、非常に有益です」と強調した。

発表には、両者が両国の軍の複数分野でのさらなる協力について協議をしたとある。