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ウィリアムソン英国防相、MH17に関するロシアの発表にコメント

ギャヴィン・ウィリアムソン・イギリス国防相は、ロシア国防省によるMH17撃墜がウクライナの罪だとする発表を、「ロシアの偽情報の新しい例」と指摘した。

17日、ウィリアムソン・イギリス国防相が、訪問中のキーウ(キエフ)におけるステパン・ポルトラク・ウクライナ国防相との共同記者会見時に述べた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ウィリアムソン国防相は、「私は、それが新しいロシアの偽情報の例であることを恐れています。クレムリンは、どんなことでも述べて良いと思っており、そのことで責任を追わなくても良いと思っています。(一方)世界には、それに関して誰を罰するかについての明確な理解があります。そして、私たちは、ウクライナ政府と肩を並べて立っています」と強調した。

一方で、ポルトラク・ウクライナ国防相は、ロシアはあらためてMH17を撃墜した地対空ミサイル「ブーク」についての偽情報を撒き散らしたが、それはウクライナの権威を失墜させるためであろうと発言した。

これまでの報道にあるように、17日、ロシア国防省は、2014年にドンバス上空で航空機MH17を撃墜したミサイルはロシア・モスクワ州にあるドルゴプロドニ社が1986年に製造したもので、同年にウクライナに移送されたものだと発表していた。