ウクライナ警察、元国会議長殺人の容疑者拘束時の写真を公開
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ウクライナの国家警察は1日、アンドリー・パルビー元最高会議(国会)議長殺人事件の容疑者を拘束した際の写真を公開した。
ヴィヒウシキー国家警察長官がフェイスブック・アカウントに写真を掲載した。
ヴィヒウシキー氏は、容疑者は「長期間準備し、尾行し、計画し、その上で最終的に引き金を引いた。私たちがその人物の形跡を見つけ、拘束するのにかかったのは36時間のみであった」と書き込んだ。
また同氏は、事件につき、8月30日、容疑者はリヴィウ市シヒウ地区にて「(編集注:料理配達サービスの)配達人のふりをして、白昼堂々、同政治家に対して発砲。8弾だった。冷血な残虐性だ。彼は、犠牲者が死ぬのを確認すらした。その後、形跡を隠そうとした。着替え、武器を処分し、フメリニツィキー州で隠れようとしていた」と伝えた。
そして同氏は、「そして彼は逃げられなかった。リヴィウ州と国家警察中央局の警察官の一日中の活動が結果を生んだ。傲慢な殺人者は拘束され、必要な証拠が集められた」と伝えた。
同氏はさらに、「この犯罪は偶発的なものではない。それにはロシアの形跡がある。一人一人が法の裁きを受ける」と付け加えた。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、8月30日にリヴィウでアンドリー・パルビー元最高会議議長を殺害した事件の容疑者が西部フメリニツィキー州で拘束されたと発表していた。
8月30日、西部リヴィウにてパルビー元最高会議議長が銃撃を受け、殺害されていた。